はやしらいす。

お囃子初心者の練習だいありーです。

お祭り当日!

とうとうその日はやってきました。

はっきり言って、間違えないように周囲の笛、太鼓に合わせるのが必死。入会して半年程なのに、お祭りのお囃子に参加させてもらって良いのでしょうか?

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会によって様々だと思いますが、私の所属する会はどんな人も本番で1度は太鼓叩かせてもらいました。

とにかく!覚えたての太鼓のフレーズを心の中で口ずさみながら叩く。

稽古と違って、街ゆく人、祭り見物人がいて見ています(汗)。

逆の立場になると、こんなに大変だったなんて〜!心で叫びまくる私。

しかし、慣れると人目を気にしてられません。叩くことに必死です。

また、稽古と違うのは雰囲気だけではありません。いつもは公民館で正座して太鼓を叩くのですが、お囃子屋台の動きに合わせて歩きながら叩くのです。

お囃子を演奏しないメンバーは、お囃子屋台をひたすら押します。

会によっては、お囃子屋台にお囃子するメンバーが乗り込み、他の人に屋台を押してもらいます。

お囃子を演奏している時は、不思議と記憶がなくて、屋台押してる時のほうが風景を覚えています。

普段は車が通行する道路を、お神輿やお囃子仲間とゆっくり歩くのは、風景が新しくてなかなか無い経験ですよ!

お祭りファッション その1

 人様のお祭りの装いが好きで、何気にチェックしてしまいます。

ここでのお祭りファッションとは、お祭り見物に行く時の格好ではなくて、参加する側の格好です。

神輿を担ぐ人も、お囃子をやる人も必要になります。

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まずは半纏(はんてん)。これがあると無いとでは大違い!町会やお神輿団体によって決まった半纏が決められてますので、会に借りるか購入します。

会で借りる時はクリーニング代込みでおよそ2000円くらいでしょうか?購入は、会オリジナルオーダーになるので10000円以上はすると思います。

そこまでしない会は、街や通販での普及品(背中に祭とあるだけ)も着ています。

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何にせよ、所属する町会やお囃子会などの年長者から指示があります。

さて、半纏の下は何を着ましょうか?本当にカジュアルな時は、普段の格好に半纏羽織るだけですが、きちんとした祭の時はやはりドレスコードがあります。

腹掛けと股引です。

腹掛けはどんぶりと呼ぶ場合もあります。お腹に大きなポケットがある、短いエプロンのようなものです。

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この絵の通り、江戸時代は飛脚や大工、物作りの職人の作業着で動きやすくて丈夫!股引も履いていますね。黒いタイツに見えますが、腰を紐で結んで留める細身のズボンです。

股引も腹掛けも、何故か白・紺(藍)・黒の3色に決められています。町会や仲間で色が決められている場合があるので、購入の際は先輩に聞いてみてください。

そして、鯉口シャツ。腹掛けの下に着る前開きの襟のないシャツです。何故か居酒屋の店員、テキ屋の人が着てる率が高い気がします。これは上に半纏を着ると見えなくなるので、自由度が高いです。カラフルな色柄があり、袖が短めでタイトです。

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会で色の指定が無かったら、腹掛けと股引のおススメは黒!私は勘違いして藍染を買ってしまったんですが、藍染はひたすら色落ちします。

使い込んで、自分の藍色にするのが魅力と言いますが、私はそこまでこだわって無かったので厄介です。まだ色落ちします…。黒にすれば良かったな。

一進一退

お囃子の会に入って半年が過ぎ、寒い冬が過ぎて春になりました。自分のお囃子の腕前は上達したかと思うと、まだまだ。

何だか調子良い日とそうでない日があります。体調に波がある訳じゃないんですが、

お!今日は叩いてて気持ち良い!

あれ〜?前はもうちょっとノれたよね。

が交互にやってきます。

 

仕事疲れがあると、やはり影響あります(笑)。

笛の人や、隣の太鼓の人によっても叩きやすいか否か少しわかってきたような。合わせやすい人っていると思います。その人が苦手とか、性格が合わないのではなく、聴きやすいというか、うまく表現できません。

どんな状況でも、変わらず太鼓叩けるようになりたいな。

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桜が咲くともう、会の皆様は祭りの話で持ちきり。休憩時間は準備や昨年の祭りの話に花が咲きます。

お囃子の会のメンバーが増えたので、法被じゃなかった、半纏を新調しようという事になりました。前回までは法被と書いてましたが、神社の祭りに使う時は半纏と言うらしいです。勉強になります。

 

半纏は各町会やお囃子の会のオリジナルで、オーダーメイド。1年前から準備をしたほうが良いみたい。次回はお祭りの格好について書いてみましょうかね。

節分祭

お囃子は、神社の祭りや新年会など賑やかな席に呼ばれる事が多いです。

平日の呼び出しは仕事の都合上、なかなか出席出来ずにいました。自分が演奏しなくとも、先輩の演奏を見たり、場の雰囲気に慣れておきたいのですが…。

そんななか、お囃子の会のある氏神様の神社で節分の奉納演奏をすることになりました。

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「いよいよ演奏ね〜!頑張って!」と、先輩方からハッパかけられます。まだ満足に1曲フルで叩けないんだけれど…。先輩方の言葉は冗談半分に受け止めて、裏方に徹しよう(笑)。

いよいよ当日の昼。

小さなお社に、準備のために地元の方々やお囃子の方々が集まってきました。節分の行事は夕方から。まだ寒いのでストーブなど暖房器具を用意し、音出しのリハーサル。

メンバーも女性は特にいつもよりちょっとオシャレしています。着物に会の法被でお化粧も決まっています。男性は着物の方もいれば普段着の方も。私は着物ですが、地元民を演出するべく白の割烹着(笑)。会の法被はまだ持ってません。

リハーサルで練習していると、だんだん人が集まってきました。通りすがりの外国人観光客も興味を持って神社に入ってきます。

開始時刻には境内は人でいっぱいに!

リハーサルで少し叩かせてもらいましたが、神社の境内ということで気持ちが高揚してきました。

時間になったところで、選抜メンバーがお囃子を開始。裏側から見守もります。なかなかお囃子を裏側から見ることないので、新鮮です。

しばらく演奏してると「出て!」と法被を渡されました。お囃子会の会長も「いつまで割烹着なんだ?」とか言います。

エ?😅

まあ、とにかく隣の締め太鼓の先輩に合わせよう。あとはポーカーフェイスで。

 

ちょっと緊張したけれど、楽しいお囃子デビューでした。

あっと言う間に年末

夏の終わり頃にお囃子の会に入らせてもらって、もう年末。

有名なお囃子曲のCDとテキストを頂いたものの、上達は微々たるもの。通勤や空き時間にはお囃子曲をスマホで聞いています。

お正月の風物詩の獅子舞!

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神社やショッピングセンターで行き交う人々に華やぎを与えてくれます。

獅子舞だけじゃなくて、もちろんお囃子もセットですが。

この会でも大晦日から元旦に神社でお囃子を披露するそう。選抜メンバーが選ばれました。しかし、そこは年末年始!帰省や他の用があり参加できないメンバーがいて、若干人手不足。

本来、見習い中の私は参加すべきですが、仕事なんです😭

申し訳ない気持ちをこめつつ、練習に励みます。会の長は「よくなってきたね」と言ってくれました。ちょっと嬉しい。

やはり年末年始は忘年会や新年会にお囃子が駆り出されるみたい。特に古くからある街はそういう行事を大事にしているようです。

私が生まれ育った環境には無かったので、うらやましく思いました。

左右均等が難しい

お囃子の締め太鼓を叩く時ほど、手の左右差を感じられずにいられません。私は右ききなので左手の動きが悪いです。

普段の生活では不自由を感じていませんが、自分でも明らかにわかる、ぎこちなさ😅

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そして、太鼓を叩く位置が謎!練習用の太鼓の皮の中心は黒い丸に塗られています。(この印がない太鼓もあります)

ここを叩くように指導を受けていますが、叩き始めの縦の位置がよくわからない!

「眉間からバチを放つように」「待っている時は皮から2cm上で待つ」と言われ、正直、???なに?どっちなのよ?

さらに左手のぎこちなさも加わります…。リズム感のない私には無理だったのかも…

結構凹んできましたが、まだ始めて数ヶ月。まだ諦めるのは早いですよね(笑)

そういう時は、先輩方の動きを見るに限る。(そういう事か…)と、思ってもいざ自分で叩くとできない。

叩く直前に、眉間からバチが黒い丸に向かうように叩き、そうじゃない時は黒い丸の2cm上付近に留まる?のかな。

ただ、これが秒単位の動きなので、早くて分かりづらいみたい💦

とにかく、これを意識してがんばります。

地元の氏神様のお祭り

電車で40分程の場所にあるお囃子会に参加し始めましたが、本当なら住んでいる地元のお囃子会に参加すべきかも…。

そんな思いを抱え、自宅から徒歩数分の神社のお祭りに、行ってみました。普段はひっそりとして、人が居ない神社が大賑わい!露店に子供がたくさんいます。

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奥の神楽殿は、余興のマジックや歌謡ショーが行なわれています。神楽殿の壁面に、何とそこに「一緒にお囃子しませんか?」とポスターが貼ってあります!昨年は貼ってなかったのに。

ポスターには

・お囃子って何?

・どんな人がいるの?

・費用は?練習日時は?

など、Q&Aと代表者の連絡先がありました。かなりメンバーを募集している感じです。お囃子会の名称も判明しました。

歌謡ショーが終わると、お囃子の時間です。お囃子を見るために前に陣取っていると、やたら袋を持ったちびっこが押しかけてきます。餅投げをするようです。

お囃子が始まると、役員さんが神楽殿から餅を投げ始めました。狂喜乱舞するちびっこ。

私は餅より、どんな感じで演奏しているか見たいし聞きたい(笑)。餅投げが終わると、ちびっこは去り、その親御さんも去り、人もまばらな境内に静かなお囃子が流れています。

んん〜〜、何かちょっと寂しいぞ。このお囃子の会のみなさんも一生懸命に演奏しているのに、地元の人はあまり聞いてないって…。

お囃子の曲目はわかりませんが、参加しているお囃子会とやはり曲が異なります。場所が異なれば、曲も違うのですね。

ポスターには年3回奉納演奏するとのこと。会費は基本的な衣装以外かからなく、町会法被は貸し出しだそうなので、とてもリーズナブルでした。

しかし、三味線の先生のご縁があり他のお囃子会にすでに参加しているので、私はそこでお囃子を続けていこうと決めました。