はやしらいす。

お囃子初心者の練習だいありーです。

お祭りファッション その1

 人様のお祭りの装いが好きで、何気にチェックしてしまいます。

ここでのお祭りファッションとは、お祭り見物に行く時の格好ではなくて、参加する側の格好です。

神輿を担ぐ人も、お囃子をやる人も必要になります。

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まずは半纏(はんてん)。これがあると無いとでは大違い!町会やお神輿団体によって決まった半纏が決められてますので、会に借りるか購入します。

会で借りる時はクリーニング代込みでおよそ2000円くらいでしょうか?購入は、会オリジナルオーダーになるので10000円以上はすると思います。

そこまでしない会は、街や通販での普及品(背中に祭とあるだけ)も着ています。

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何にせよ、所属する町会やお囃子会などの年長者から指示があります。

さて、半纏の下は何を着ましょうか?本当にカジュアルな時は、普段の格好に半纏羽織るだけですが、きちんとした祭の時はやはりドレスコードがあります。

腹掛けと股引です。

腹掛けはどんぶりと呼ぶ場合もあります。お腹に大きなポケットがある、短いエプロンのようなものです。

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この絵の通り、江戸時代は飛脚や大工、物作りの職人の作業着で動きやすくて丈夫!股引も履いていますね。黒いタイツに見えますが、腰を紐で結んで留める細身のズボンです。

股引も腹掛けも、何故か白・紺(藍)・黒の3色に決められています。町会や仲間で色が決められている場合があるので、購入の際は先輩に聞いてみてください。

そして、鯉口シャツ。腹掛けの下に着る前開きの襟のないシャツです。何故か居酒屋の店員、テキ屋の人が着てる率が高い気がします。これは上に半纏を着ると見えなくなるので、自由度が高いです。カラフルな色柄があり、袖が短めでタイトです。

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会で色の指定が無かったら、腹掛けと股引のおススメは黒!私は勘違いして藍染を買ってしまったんですが、藍染はひたすら色落ちします。

使い込んで、自分の藍色にするのが魅力と言いますが、私はそこまでこだわって無かったので厄介です。まだ色落ちします…。黒にすれば良かったな。