締め太鼓とは。
まず、お囃子を始めるとなると「締め太鼓」からになるそうです。
太鼓というと、何となく盆踊りの太鼓や、ゲームの太鼓の達人のような大太鼓をイメージがあります。
締め太鼓は大太鼓よりかなり小さめで、分厚い大判焼きのような形(笑)。
テンテン・・・と、乾いたやや高い音がします。(↓こんなイメージ)
その音の通り、頂いた教則本には「テンor(天)」「テ」とか書かれています。
テン=♩
テ=♪
また、「ツク」「ス」「ヤァ」とも書かれてあります。これは休符で叩かない。
ツク=一拍休む
ス=半拍休む
ヤァ= 一拍休む
(ダチョウ倶楽部みたいだ😅)
例えば、テン ツク テン ツク ス テン テン ヤァを右手と左手のバチで叩くわけです。
初心者が上達するには、自分で「テンツク テンツク…」と言いながら叩くのが不可欠だそう。
本当は頂いた冊子をそのまま掲載すれば、話が早いです。
しかし本来、お囃子や伝統芸能の世界は口伝(口で伝える)で守られてきたそう。
東京の同じ区内にあるお囃子も、流派や会が異なれば、同じ名前の曲でも少し異なるそうです。
あと、見る人が見れば私がどこに所属しているのか特定されちゃう(笑)。
決して秘密結社や謎の集団ではないですが、地域の先人の方々が守ってきた文化ですので、私もそれに習おうと思います。
そんな訳で、今日も心の中で「テンツク テンツク…」言ってます(笑)。